子供たちの遊び場問題

2017年9月30日|移住(Shoe)

高島市が意外と田舎ではないと感じてから、自分の育ってきた40年前の環境は、恵まれていた環境だったんだと思った。

 

東京の公園では、花火や野球が禁止なので、虫をつかまえたり河原の石で遊んだりといったように子供が普通の遊びをするためには、遠くにキャンプにいったりしないと出来ない。

 

そんなこと簡単にできないから、子供向けのイベントや遊び場を探しては、週末に連れ出すのが子供の遊びたい気持ちを満たす方法だった。平日は学校と学童保育以外の場所にいける場所がないというのはサラリーマンの生活に似たようなところがある。週末は子供達にとってストレス発散の日なので、なるべく一緒に遊ぶようにした。

 

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東京に住んでいると直接的にしろ間接的にしろ、お金を払わないと遊べない場所が多く、そんな遊び場は、作られた遊び方に子供達が合わせていかないといけないので、違和感を感じることもあった。

 

公園に行って遊具で遊ぶというのは、自由であって自由でない。遊具で遊ぶ以外の方法が他に無い場所になっている。先に遊ぶ環境があって、気持ちがついてくる遊びよりも、思いついたことを遊びにするような遊び方をして欲しかった。

 

人の作った遊びにはルールがあり、その範囲内で遊んでいる限り考えなくて良い。
頭を使わない遊びに僕ら夫婦は違和感を感じていた。

 

そこで妻が見つけたのが淡路島マンモスという施設にある自然を使ったプレイパーク「プレイパークマンモス」だった。その運営者の思いに共感し、年末の休暇を使って淡路島に行くことにした。